マンションのトラブルといえば…
マンション住まいで多い騒音トラブル。足音や、ドアの開閉音、洗濯機、掃除機の音などの生活音は気を付けていても抑えることがむずかしいですよね。
また、音楽や楽器など自分の趣味で楽しんでいても、周りの住民からすると不快な音に聞こえている可能性もあります。
特に早朝、深夜は周りが静かになるため、昼間とは違いささいな音でもよく聞こえてきます。
マンション生活を送るためには、近隣とのトラブルを避ける意識を持つことやコミュニケーションが大切です。
当サイトはマンションの騒音についての基礎知識を、これから初めてマンション住まいをされる方にもわかりやすいように、詳しく丁寧に解説していきますので、参考にしてください。
マンション住まいを決める際は、周辺の環境はもちろん、内見で直接壁の厚さや音の響き具合など確認して見分けるということも1つの方法です。
マンションの騒音問題
マンションのトラブルで一番多いのが騒音問題です。集合住宅のマンションは上階の床が下階の天井であるという構造的な特性から、普通に生活していても上下階の部屋に音が伝わってしまい、ひどくなると騒音トラブルにもなります。生活時間やライフスタイル、家族構成などの違いが更に問題を深刻にしますのでマンションの住民同士がお互いに理解しあい、迷惑をかけないよう気を配ることが肝要です。
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受忍限度
社会生活を営むうえで騒音や振動などの被害の程度が社会通念上我慢
できるとされる限界点を受忍限度といいます。
基本的には一般生活音ならば受忍限度とされ、これを超えると騒音となり
加害者が違法とされることがあり得ますが、判断が難しいのは受忍限度には
個人差があるということです。
裁判で争う場合には受忍限度が判断材料となるのですが、今のところ
法的な具体的ガイドラインはありません。
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防音遮音対策
マンションで騒音に悩まされては快適に生活することはできませんし、トラブルに
発展すると被害者だけでなく加害者もストレスを受けることになります。
そうならないためにも防音・遮音対策はきちんと行いたいものです。
コンクリートは50dbも遮音するという大きな遮音材ですが、音には空気を
伝わってくる空気音だけでなく、コンクリートを伝わってくる固体音もあります。
部屋がコンクリートに覆われているわけでもありませんし、さまざまな防音対策
が必要となってきます。
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騒音とマンション選び
快適なマンション暮らしと騒音の問題は深い関係があります。
騒音が気になる家での生活は落ち着かないものですし、場合によっては騒音で
隣接する住民とのトラブルに発展する可能性もあります。
マンションの購入を考えているのなら騒音のことも考慮して、何階にするかを
決める必要があるほか、マンションだけでなく、周辺環境に騒音の原因となるものがないかを確認しておく必要があります。
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